【6月30日】今年も出ましたコガネムシ。いつもは7月中旬ぐらいからなので、6月中に出てくるなんてちょっと驚き。カスミカメ、トリバと並ぶウチの三大害虫だ。とにかく葉っぱをむしゃむしゃ食べて穴だらけにする。見つけ次第捕獲!



【6月29日】今シーズンも例年通り樹勢強。6月だというのにすでに軒並みトップ超えしている。特にこの数日で急激に伸びた。開花期でもあるので、ちょっと花ぶるいが心配。2018年の悪夢の記憶がよみがえる。



【6月28日】ツバイが開花し始めた。昨年より2日早く、3年連続で6月中の開花だ。作業をしているとふっといい匂いがすることがあって、キンモクセイのような香りが漂う。



【6月26日】朝起きたら見事な満月がまだ残っていた。5、6月は月が大きく見える時期らしい。満月や新月など大潮の日は引力が強くなるので、それに合わせてオリ引きやビン詰めをする人がいる。



【6月25日】色づいてきたサクランボを見張るフクロウたち。



【6月24日】枝がベロベロ伸び始めてきた。早く誘引しないと。シーズン中はただただブドウに追われる日々となる…。



【6月23日】チョッキリムシ、ついに現行犯逮捕。夢中になってチクチクやっているので、捕獲されそうなことに全く気づかない様子。枝の上の部分はもうかなりやられている。残念、君はここまでだ。



【6月22日】たまにこういう成長点がなくて房だけがついている枝がある。面白いので残していると、次にこの樹に回ってきた時の楽しみになる。ああ、こういう風になるんだなと発見がある。ちなみにこれは最終的に普通に色づいたブドウになる。



【6月21日】チョッキリムシにやられた跡。新梢に卵を産みつけて切り落としてしまう。いつもなら近くに虫がいて捕獲するのだが、今年はなぜか被害跡だけで姿を現さない。どこに行ってしまったのか…。



【6月19日】改植畑に苗木の支柱となる竹をさした。支柱もいろんな素材を試したが、結局は昔ながらの竹が一番というところに落ち着いた。樹脂製のポールも長持ちしてよいが、すべりやすくてワイヤーとの結び目がスッポ抜けてしまうのだった。



【6月18日】改植畑のワイヤー張りが終わった。ワイヤーがつくと一気にブドウの垣根らしくなる。これで一連の土木系作業はひと段落。あとは支柱となる竹をさして、伸びていく枝を誘引するという通常の管理作業に入る。遅れながらもなんとか終わった〜。



【6月17日】短梢剪定の花芽が今イチだなあと思っていたが、台木がモンペリの区画はやはり花芽のつきがいい。毎年巨大な房がつくのだが、今年は短く切ったせいで、ちょうどいい感じになっている。



【6月16日】畑の一部に水が出るところがあって、通路がぐじゅぐじゅで機械は通れないし、何度植えても枯れるし、どうにかならないかと10年来の懸案だった。それをついに暗渠パイプを埋めて解決した。これでビシッと乾くに違いない。うれしい。



【6月15日】伸びの悪い苗木に堆肥マルチをした。これまでいろんな資材を試したが、苗木伸び対策はこれに限る。不思議なもので周縁の土まで柔らかくなり、草なども抜きやすくなる。堆肥っていろんな微生物がいるんだろうなあ。



【6月14日】暑い日が続いて、急にひんやりとした北風が吹いてきたので、出るかな〜と思ったら、やっぱり出ました余市霧。暖められた海上の湿った空気が急に冷やされて、陸に霧が流れ込んでくる。雨雲レーダーには映らないけど、ブドウの葉っぱはぐじょぐじょ。もう朝まで乾かないだろうし、灰カビ警報発令中。



【6月12日】短梢剪定の区画の芽かきをしているが、今年は房のついていない空枝が結構多い。短く切りすぎたせいなのか、それとも昨年の管理のせいなのか、ちょっと収穫量が心配になる。



【6月11日】きのう打った釘をフック状に曲げ、ここにワイヤーをかけていく。自分はメガネレンチを使うが、釘抜きを使う人もいる。下方向に力を入れながらクイッと曲げるといい感じに直角になるのだが、これも意外と難しい。



【6月10日】改植畑にワイヤーを張るため、木杭に釘を打つ。9センチの釘を使うのだが、これを真っすぐ曲げずに打つのが意外と難しい。初めて畑を造った時はこれを1万本以上もやるのかと途方に暮れたのを憶えている。ちゃんとした道具とちょっとしたコツをつかんだ後は、どんどん打てるようになった。



【6月9日】補植した苗木が伸びてきたので、2つ残しておいた枝を1本にして支柱に誘引した。これは2年目のもの。1年目で活着させて、2年目でビヨーンと伸ばして、3年目から収穫するというのが理想の形だが、なかなか全てがうまくはいかない。現時点でこのぐらいの伸びだと、来年は収穫できそうだ。



【6月8日】なぜか副業でやっている余市名産の十六ササゲ。その施設が完成した。鉄パイプのアーチを組んでキュウリネットを張る。このネットにササゲのつるを這わせ、ぶら下がったサヤを収穫する。



【6月7日】このぐらいの時期になっても芽が出てこない樹はほぼ枯れている。昨年まで元気だったのに突然お亡くなりになってしまうのもあって、コウモリガでもなさそうだし、原因がよく分からない。根元にアリが群がっているパターンが結構あるが、アリがいるから枯れたのか、枯れたからアリがいるのかは分からない。



【6月5日】今シーズンから根切り機を本格導入した。地表に這っている浅根を切って樹勢を落ち着かせるとともに、雨や干ばつに反応しにくい樹にしたい。願わくば下方向に伸びていろんな要素を吸い上げてくれればよいのだが、掘ってみると浅い層にとどまっていることが多い。



【6月4日】ショックト…。きょうの強風で枝が折れた。まだ一番目の針金にまで届かないうちは、支えるものが何もないので風に弱い。伸びがよいものほど風を受けやすいので折れやすい。ウチの畑は吹きさらしなので風が大敵だ。



【6月3日】試験的に植えているソーヴィニヨンブラン。枝が素直に上に伸びていくので誘引が楽なのだが、とにかく樹勢が強い。台木が5BBというのもあるが、この時点ですでに茎がやたらと太い。放っておくと花振るいするので要注意。



【6月2日】伸びの早いものだと房がはっきり見えてきた。今年も全体的によい房がつきそうだ。この時点でこれだけはっきり分かる房だと、収穫時にはかなりデカいものになる。それはあまりよくない。



【6月1日】修理で入院していた乗用モアが帰ってきた。この時期は草の勢いがすごいので、少し刈れないでいるとこの有様。この乗用モアという機械は、開発した人に拍手を送りたい。まるでゴーカートで遊んでいるような感覚で草刈りができる。まちがいなく人気ナンバーワンの農作業だ。



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